民主主義は何故ケストナーを引き起こすか

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エーリヒ・ケストナー 謎を秘めた啓蒙家の生涯 [ スヴェン・ハヌシェク ]

謎を秘めた啓蒙家の生涯 スヴェン・ハヌシェク 藤川芳朗 白水社エーリヒ ケストナー ハヌシェク,スヴェン フジカワ,ヨシロウ 発行年月:2010年11月 ページ数:524, サイズ:単行本 ISBN:9784560080955 ハヌシェク,スヴェン(Hanuschek,Sven) 1964年生まれ。

ミュンヒェン大学ドイツ文学科教員。

ドイツ現代作家の研究 藤川芳朗(フジカワヨシロウ) 1944年生まれ。

東京都立大学大学院修了。

ドイツ文学専攻。

横浜市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) エーリヒ・ケストナーー謎を秘めた啓蒙家/トランプの札として使われた子どもー一番の優等生でとびきりの孝行息子/EかZか?ー本当の父親は誰も知らず/食べ物はいつも同じー教員養成学校と軍隊の時代/ケストナー、ケストナーになるーライプツィヒの大学生と新進気鋭のジャーナリストの時代/感情教育ーイルゼ/「あの小さなエーリヒがどんどんと有名に」ーベルリン時代の最初の数年間/エーミール、映画に行くーケストナーの天才時代/『ファビアン』/「平和だったころのよう」?ー“第三帝国”時代のささやかな妥協/『雪の中の三人の男』ー一つの素材の変転/「ハズレの人でいてね!」ー戦争中の日々/『ミュンヒハウゼン』/『四五年を銘記せよ』ー移行期/二度目の出発/「火薬樽の上で生きるって、とにかくたいへんなのです」/最晩年の日々ー国民的作家というキッチュの地獄で 矛盾をはらんだ国民作家の実像。

綱渡りの人生を容赦なく描く。

出生の謎、ナチ政権下での“抵抗”の実際、母親や恋人たちとの異常なほどの関係等々、矛盾をはらんだ大国民作家の実像に容赦なく迫る評伝の白眉。

本 小説・エッセイ その他

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